ながえもん

職を転々とするうちに、気が付けば資格保有数が30を超えたアラフィフおやじです。自習用に作成した模擬問題サイトを公開しています。 ご自由にお使いください。

2023/2/6

【自衛消防技術試験】火災に関する基礎的な知識1 燃焼、消火及び火災現象

「火災に関する基礎的な知識」の試験科目では、以下の範囲から出題されるとされてます。 この記事では、「燃焼、消火、火災現象に関すること」について解説します。 燃焼 燃焼とは、「熱と光を伴う酸化反応」のことをいいます。 燃焼の条件 燃焼が起こるためには、可燃物(燃えるもの)・酸素(空気など)・熱源(点火エネルギー)が必要で、これを燃焼の三要素といいます。 一般的に可燃物と区別される不燃性物質とは、酸化されにくいものや、水や二酸化炭素のようにすでに酸素と化合している物質のことです。 可燃物の燃焼形態 空気中にお ...

2023/1/27

【消防設備士 乙4】消防関係法令 1:自動火災報知設備の設置基準

この記事では、消防関係法令の乙種第四類に関する部分のうち、自動火災報知設備の設置基準などについて解説していきます。 自動火災報知設備の機能と設置基準 自動火災報知設備とは、火災により発生する炎や熱、煙を感知器で検知し、受信機や音響装置を鳴動させて防火対象物内に火災の発生を報知する設備のことです。 自動火災報知設備の構成と機能 基本的な構成と主な機能は以下のとおりです。 自動火災報知設備の設置基準 自動火災報知設備を設置しなければならない対象は、用途・延べ面積・階数。部分など、消防法施行令で細かく規定されて ...

2023/1/25

【消防設備士 共通】消防関係法令 2:防火管理制度、防炎規制、危険物取扱施設

この記事では、消防関係法令の各類に共通する部分のうち、防火管理制度と防炎規制のほか、危険物取扱施設等について解説していきます。 防火管理 多数の者が出入り、勤務または居住する防火対象物の管理権原者は、一定の資格を有する者から防火管理者を選任し、防火管理を実行するために必要な「防火管理に係る消防計画」を作成させ、計画に基づいて防火管理上必要な業務を行わせることが義務付けられています。 防火管理者 防火管理者とは、消防法に基づいて、防火に関する講習会の課程を修了した者等一定の資格を有し、防火対象物の管理権原者 ...

2023/1/25

【消防設備士 共通】消防関係法令 1:法令の用語、防火対象物、消防の組織

この記事では、消防関係法令の各類に共通する部分のうち、消防関係法令の用語の定義、防火対象物、消防の組織について解説していきます。 消防関係法令の分類と用語の定義 消防に関する法令は、法律である消防法を頂点に、政令である消防法施行令、総務省令である消防法施行規則などで構成されています。 消防関係法令 法令とは、一般に、議会が制定する法規範である法律と、行政機関が制定する法規範である命令の総称のことで、法律、政令、省令などで構成されています。 法律は国会で制定され、政令は、法律の規定を実施するため、または法律 ...

2022/12/17

【危険物取扱者 乙4】危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法の模擬試験

試験のポイント 危険物の燃焼について、燃焼の難易、燃焼の仕方、燃焼範囲のほか、個々の物質の引火点や発火点などの数値に関する知識が求められますます。消火については、消火理論の概要、消火の方法、消火設備と各種消火剤に関する学習が必要です。また、危険物の第1類から第6類の分類のほか、第4類に共通する特性、火災予防の方法、消火の方法や第4類の品名ごとの物質の性状についての知識が求められます。   模擬試験 試験の時間制限: 0 試験の概要 解答数:0 / 10 問題: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 ...

2021/6/29

【危険物取扱者 乙4】基礎的な物理学及び基礎的な化学の模擬試験

試験のポイント 基礎的な物理学では、物質の状態の変化や気体の性質について、特に融点の低い物質、個体、液体、気体の熱伝導率や体膨張率の大小など他と変わった特徴は押さえておきましょう。熱とその移動では、温度、膨張率、熱量や熱の電導、放射、対流などが重要です。危険物施設における火災の着火原因の上位を占めている電気と静電気についても事故防止の観点からもしっかりと押さえておきましょう。また、基礎的な化学では、化学の一般法則のほか、物質の変化、化合物と混合物、酸化と還元、化学反応式、金属の性質、有機化合物の性質などの ...

2021/6/29

【危険物取扱者 乙4】危険物に関する法令の模擬試験

試験のポイント 危険物の規制および危険物取扱者については、消防法の第3章(10条〜16条9項)にその規定が置かれています。消防法の規定に基づく危険物の規制に関する政令や規則についても整理し、学習しておくことが重要です。   模擬試験 試験の時間制限: 0 試験の概要 解答数:0 / 10 問題: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 インフォメーション 危険物取扱者試験 乙種 第4類「危険物に関する法令」の模擬試験です。問題は10問出題され、1問解答するごとに結果が表示されます。[試験開始] ...

2022/12/26

【消防設備士 乙6】構造・機能・整備

燃焼と消火 燃焼の三要素 物質を燃焼させるための三要素とは、可燃物、酸素供給源、点火源   消火の三要素 除去消火:可燃物を取り除く 窒息消火:酸素を断つ(窒息効果) 冷却消火:熱源から熱を奪う(冷却効果) 三要素に、ハロゲンなどの負触媒作用(抑制作用)によって燃焼の連鎖反応を抑えて消火する方法(抑制効果)を加えて四要素ということもある。   火災の種類 普通火災:木や紙などの、一般の可燃物による火災 油火災 :引火性液体による火災 電気火災:変圧器やモーターなどの電気設備による火災 ...

2023/1/5

【消防設備士 乙6】消防関係法令

消火器の設置 防火対象物の延べ面積による設置義務 防火対象物は、延べ面積により消火器具(消火器および簡易消火用具)を設置する必要がある。 ※1 火を使用する設備又は器具を設けた場合。設けないときは延べ面積150㎡以上で設置 ただし、地階、無窓階、3階以上の階にあり、床面積が50㎡以上ある場合は、消火器の設置義務が生じる。 ※主要構造部を耐火構造とし、かつ内装仕上げを難燃材料でしていますか? 出典:株式会社 初田製作所 防火対象物内の設備などによる設置義務 電気設備(変圧器や配電盤など)がある防火対象物 床 ...

2021/6/28

【消防設備士 乙4】構造・機能・整備

自動火災報知設備の構造・機能 感知器の種類 感知器は、防火対象物の警戒区域に設置され、火災の熱、煙、炎を検知して火災信号を受信機に送り、火災の発見を報知します。感知器として代表的なものは、熱感知機、煙感知器、炎感知器がある。 熱感知機 差動式 スポット型(1種・2種) 分布型 空気管(1種・2種・3種) 熱電対(1種・2種・3種) 熱半導体(1種・2種・3種) 定温式 スポット型(特種・1種・2種) 感知線型(特種・1種・2種) 熱複合式 スポット型 多信号機能 補償式(1種・2種) 熱アナログ式 スポッ ...